肉離れ・肉離れ後遺症

接骨院に来院するランナーに多い怪我

肉離れの原因

肉離れのイメージ

筋肉が緊張した状態で、無理に引き伸ばされることで発症します。
多くは筋肉から腱に移行する部位で起こりやすく、
ランニングの場合、スピード系練習時にハムストリングスやふくらはぎの筋肉を傷める事が多い。

肉離れの症状

痛みや腫れ、固まりになった筋肉や断裂部のくぼみを触れる事がある。
また損傷部位をストレッチすることで痛みが誘発される。
軽症では筋肉内の出血、中等症では腱に部分的な損傷を認めます。
重症の場合は、腱が完全断裂され、広い範囲で内出血を生じます。

肉離れの治療・治し方

受傷後は原則RICE(安静・冷却・圧迫・挙上)処置。
炎症期を過ぎた頃から、ストレッチやマッサージ、電気、温熱療法を適宜実施します。
早期のストレッチは症状を悪化させることがあるので、注意が必要です。

肉離れの注意点

競技への復帰目安
軽症・・1~2週間後
中等症・・1~3ヶ月後
重症・・4~6ヶ月後
※あくまでも目安です。

一言で肉離れといっても、軽症から重症のものまで存在します。
焦らず、最適な時期に競技復帰することが再発防止につながります。
日常生活に痛みを感じないレベルになるまで、ランニングはNGです。
その後、軽めのジョギングから開始し、段階的に負荷を上げていきます。

筋力や筋肉の柔軟性が不十分な状態で競技に復帰すると再発する可能性が非常に高くなる為、注意が必要です

※症状には個人差があります。個人での判断は怪我を悪化させる原因にも繋がる可能性があります。
 ランニング障害に強い整形外科や接骨院の受診をオススメします。

その他 市民ランナーに多いランニング障害

腸脛靭帯炎(ランナー膝)

シンスプリント(脛骨疲労性骨膜炎)

足底筋膜炎・足底腱膜炎

坐骨神経痛

膝蓋靭帯炎(ジャンパー膝)

アキレス腱周囲炎

鵞足炎(がそくえん)

肉離れ・肉離れ後遺症